Blog

ブログ

h

【箱根で働く】に関する座談会 その1-場所

前回までの記事
【箱根で働く】に関する座談会 プロローグ-次の『生活』を考えてみる。

では早速、前回の記事でご紹介させて頂いた皆さんに『働く場所としての箱根』と言うテーマでお聞きしていきたいと思います。働く場所として箱根を選んだ理由についてお聞きしました。

image

皆さんも私も初対面で少し緊張していたのですが、緊張を解すために美味しいパンを食べながらスタートしました♪

箱根で働くことになったきっかけや理由は?

― 「それでは、まずは仲間さんからお話をお伺いしたいと思います。」

仲間「吉池旅館の仲間梢です。21歳です。出身は宮崎で高校を卒業した18歳の時に箱根に初めて来て、それからずっとフロントの仕事をしています。寮に住んでいて、お休みの日は基本的に単休だとお昼ぐらいまで寝てます。気分が乗ったら原宿とかに行ったりします。後は、小田原で買い物をしたり遊んだりしてます」

IMG_0003
吉池旅館の仲間梢さん

―「仲間さんは九州出身で、初めての就職先が実家から遠く離れた箱根なのは?箱根に憧れてーとか?」

仲間「両親が宮崎のホテルで働いていたのでサービス業には昔から興味があったんです。就職活動で色々なところを受けたり調べてている中で、吉池旅館がパッと出てきて。(条件に)3食ご飯付いてる!って思って。笑 お金がなくても3食ありつけて、寮費や食費とか以外は全部自分の手元に届くという給与体系が魅力的でした。お金をかけず、地元の宮崎から離れて関東に出られる!と言うのに惹かれました」

IMG_0007

―「お金をかけずに移動できて、箱根だったら関東に住める!というのが良かったんですね。」

仲間「そうですね。高校までは実家の宮崎の田舎にいました。まわりには本当に何もなくて。コンビニも車で行くような場所でした。だから正直、宮崎からとにかく出たくて、関東なら何かあるはず!と思って。どうしても行きたい!という気持ちでした。笑」

―「地元の友人の方はどんな進路でしたか」

仲間「私の地元の友人の場合はもちろん地元に残る子も居ますが愛知に行ってる子が多いです。あと大阪とか。地方から出て行くので色んな選択肢があります。就職でも進学でも」

―「なるほど」

仲間「小田原でふっとすれ違ったら地元の友人だったって事が最近ありました。こっちに来てるの全然知らなくって。お互い『何やってんの?』って。笑 旅館業に就いたのはおそらく私とその子だけですけどね」

― 「地元以外で、しかも小田原で旧友と再会するって驚きですね! 仲間さんありがとうございました。つづいては保科さん、よろしくお願いします。」

保科「金乃竹塔ノ澤の保科萌子です。23歳で、社会人2年目です。小田原生まれ、小田原育ちで実家から通勤しています。高校と大学は東京だったので、休みの日は都内にいることが多いです。他には、休みが同じ日にとれた外国人スタッフと観光してます。1年目はフロントとダイニングの仕事をしていました。今年の4月からはマーケティングと人事の仕事をしています。」

IMG_8651
金乃竹塔ノ澤の保科萌子さん

―「保科さんは、就職活動のときは、どんな風に仕事を探していたんですか?」

保科「大学ではツーリズムを専攻していたんですけど、就活をする時は宿泊業には絞らないで広くサービス業の企業を受けていました。私はずっと学校が東京だったので、仕事は首都圏でというイメージが強かったです。東京の会社で内定を頂いて話を固めていたんですけど、母に『寂しい』って言われて。じゃあ箱根で、って。金乃竹塔ノ澤に決めたのは施設が綺麗なところで新しい(※2013年7月19日にオープン)のと、社長がユニークなところですね!」

IMG_0099

―「社長さんはどんな方なんですか?」

保科「ウチの社長はガンガン突き進んでいくタイプなので、その勢いに乗っかりたいと思って決めました」

―「大学の同じ専攻で、旅館やホテル業界へ進んだ方は多いんですか?」

保科「サービス業に勤めている子もいますが、あまりいなかったですね。久しぶりに会った学生時代の友人に、旅館で働いてると言ったら、『ぽいわ~』と言われたことはありました。笑 私の場合、高校から東京だったので地元の友人と接点があんまりなくって。だから友人と会う、ってなったら東京で。大学の友人は地元に帰る、となって地方に戻っていく子もいました」

―「なるほど。皆さん学生時代に学んだ事がそのまま活かされる仕事についている訳では無いんですね。ありがとうございました。つづいては、秋本さんにお伺いしたいと思います」

秋本「箱根ベーカリー本部工場で働いている秋本恵利です。この中では最年少ですね。ちょっと緊張しています。この春から働き始めました。ベーカリー近くの社宅に住んでいて、休みの日は実家に帰ったり小田原でお買い物したりしてます。」

IMG_8583
箱根ベーカリーの秋本恵利さん

―「秋本さんはどうして箱根での仕事にしたんですか?」

秋本「私は調理師の資格が取れる専門学校に通っていました。調理学校だったので、もともとパン作りを勉強していたわけではありませんでした。でもパン作りがしたくて、就職先はパン屋さんを探していました。それでたどり着いたのが箱根ベーカリーでした」

IMG_0090

―「同じ学校の方は、どんな進路でしたか?」

秋本「学校の中では本格的な和食を学びたくて京都で就職した友人もいました。比較的、同じ専門学校の友人は箱根で働いている人が多いです。今の職場で、私の同期はあと2人いるんですけど、その2人は製菓の学校を出ています。もっとパン作りを勉強したいので、いろんなことを吸収していきたいとsています」

―「箱根の就職先が多いんですね。その頃の友人とも箱根で気軽に会えるのは良いですね。秋本さんありがとうございました。最後に、梅村さんお願いします」

梅村「元湯環翠楼の梅村哲です。27歳です。大学卒業後に別の旅館で修行を積んで、実家である元湯環翠楼に戻って来て、今は若旦那として働いています。夜は箱根や小田原等でお酒を楽しんでます。笑」

IMG_0012
元湯環翠楼の梅村哲さん

―「学生時代からお家を継ぐ事は考えていたんですか?」

梅村「大学出る時はあんまり考えていなかったですけどね。卒業する時にそういう道もあるなって考えて、もう一回専門学校で学び直して、岐阜の旅館で3年間働いて戻って来たんです」

―「大学在学中までは、まだ旅館を継ぐつもりはそんなになかったんですね」

梅村「そうですね。建築学科にいたので建築をやろうかなと思っていたけど、興味が途中でなくなって。笑 卒業論文を書く中で自分の旅館や他の旅館を比較して見ていたら、(旅館業を)やってみようかなと思って。戻ってきました」

―「やっぱり地元って良いですか?」

梅村「いや、どうなんですかね」

IMG_8633

―「え?」

梅村「箱根の学校を出ているわけではなかったので、同期もおらず、(頻繁に会える)知り合いが減っちゃって。来た頃は皆さん初めましてって感じで。まぁ、今は飲み仲間も増え楽しくやっております 笑」

【やりたい事】と【条件が合う】2つが叶う場所で働けること

参加して下さった皆さんは、【やりたい事】が出来るところと【条件が合う】という事を忘れずに両方を考えていました。条件と言うのは、例えば保科さんの<家族と遠くない距離で働けること>、仲間さんの<生活に無理なく関東で暮らすこと>など。

インタビューさせて頂いた4人の方はそれを踏まえて選んだ場所がたまたま箱根だったそう。理想的な就職先が自然の美しい箱根だったなんて嬉しいオマケだな、と思いました!【やりたい事】と【条件が合う】2つが叶っている場所にいる事が皆さん箱根で働く毎日を楽しく過ごせていらっしゃる理由だと感じました。

感想

私も就職をきっかけに埼玉から神奈川に引っ越してきましたが、実家から出るなら、神奈川に住みたいと思ってそのエリアでできる仕事先を考えました。住む場所を優先して、勤務時間も考えて、興味のある分野から会社を選びました。

働き始めて思ったのは、学生時代と違って働いたり、家事などの雑務をする時間が多く、遊びに行く時間がすごく少ないんだなぁという事。もちろん少ない休みを楽しみたい!とそこを中心に考えることも良いと思いますが、長い時間を過ごす仕事自体に楽しみがある方が毎日充実するのではないかな、とインタビューを通じて思いました。

【ココで働けるなら何でも良い】より、自分が続けられる仕事内容かどうかも、とっても重要ですよね。そうじゃないと日々のモチベーションを維持することができないな、と実感しました。

私もそんな場所を早く見つけたいなぁ。

次の座談会記事
【箱根で働く】に関する座談会 その2-箱根で働く良い所

神奈川県に移住して2年目の会社員。
コスメコンシェルジュ。

趣味は写真撮影。

  • 宿泊
    予約