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小田原市には、関東3大梅林に数えられる「曽我梅林」があります。神奈川のなかでもトップクラスの生産量を持つ曽我梅林。
そのなかでも、「十郎梅」は小田原で育種・命名された小田原オリジナル品種です。この「十郎梅」の梅干しをあうら橘のご朝食でご提供しています。十郎梅干しの特徴は、皮が薄くてやわらかい上、種も小さく果肉が豊富な梅干しです。塩分濃度は18%と高めで、昔ながらの製法でつくられています。ひとくち食べると、どこか懐かしさを感じさせてくれます。朝食でご提供するのは3Lサイズの梅干し。比較的大き目な梅干しですので、小田原産のキヌヒカリとともに、地元の生産品をお楽しみいただけます。
当館では、実際に十郎梅干しを生産されている、梅農家さんにお話を伺ってきました。そのお話の様子は、こちらの連載でご覧いただけます。
ミツバチの飼育箱。梅の花の交配には、ミツバチが使われていました。
かわいらしいミツバチ。
実際の十郎梅です。樽の蓋を開けると、梅の甘い香りが漂いました。